子どものヴァイオリンコンクール


先日、小学生の生徒のご父兄から、「男の子で競争が好きなのでコンクール受けさせたいのですが」とのお話がありました。

子供向けのコンクール、有名なところでいうと「クラコン」「毎コン」この2つでしょう。


他にも各地で様々なコンクールが行われています。

今回は、東京を中心に行われている子供の為のコンクールについて勉強がてらまとめてみたいと思います。

開催期間などは毎年多少の変更もあると思いますので、あくまでご参考までに


「クラコン」こと

日本クラシック音楽コンクール

対象 幼児の部、小学校低学年の部、中学年の部、高学年の部、中学校の部、高校の部、大学の部、一般の部

課題 自由曲

期間 7月〜12月

1. 予選

2. 本選

3. 全国大会


毎日新聞社主催のため「毎コン」とも呼ばれる

全日本学生音楽コンクール

対象 小学生、中学生、高校生、大学生

課題

予選 J.S.Bach: Partita for solo violin No.3 in E major BWV1006からMenuet Ⅰ, Ⅱ, Bourée

本選 W.A.Mozart:Violin Concerto No.3 in G major, K.216 第1楽章

全国 自由曲

期間 8月〜1月

1. 予選

2. 本選

3. 全国大会


先述の「クラコン」とはまた違う

全日本ジュニアクラシック音楽コンクール

対象 キッズ、小学生、小学生中学年、小学生高学年、中学生、高校生、大学生

課題 自由曲

期間 6月〜9月

1. 予選

2. 本選

3. 全国大会


これまでに2回隔年で開催されている

白寿こどもヴァイオリンコンクール

対象 小学1、2年生部門 、小学3、4年生部門

課題

期間 6月〜8月

1. 録音審査

2. 予選

3. 本選


毎コン」(全日本学生音楽コンクール)はきちんと課題曲があり、「クラコン」(日本クラシック音楽コンクール)を始め、そのほかのコンクールは自由曲です。

また「クラコン」(日本クラシック音楽コンクール)と、全日本ジュニアクラシック音楽コンクールは複数会場の予選を重複して受験できます。つまり場数をこなせます。

予選、本選の会場もコンクールごとに違いますので、弾きなれた会場、響きの良い会場で選ぶのも良いですね。

これら、「白寿こどもヴァイオリンコンクール」以外のコンクールは予選から公開審査をしていますので、どんな感じか見に行ってみるのも勉強になりますよね。


個人的には、進んでコンクールを受けさせることはしていないのですが、一つの経験として役に立ってくれると良いです。


新学期、新生活が始まった方も多いかと思います!

元号も代わり、気分を新たにヴァイオリン始めませんか?↓↓↓



【Baden-Klassiker〜おふろクラシック〜】

毎月第3土曜日 おふろcafé bivouac(熊谷)にて 開催

毎月第4金曜日 おふろcafé utatane(さいたま市大宮)にて 開催

さいたま市出身のヴァイオリニスト宮城弦プロデュースのアコースティック生演奏企画。お馴染みの映画音楽、ポップスやクラシックの名曲を奏でます。ヴァイオリン、チェロ、フルート、ピアノの中から、どんな組み合わせになるかは、その日のお楽しみ!utataneしながら聴くも良し!

(※出演者は前日にFBページにてお知らせ予定です。)


Instagram → http://instagram.com/baden_klassiker/


ヴァイオリニスト宮城弦 の Ownd

さいたま市浦和出身のヴァイオリン奏者、ヴァイオリン教師です。近年はクラッシックのみならず音楽番組やCM等の撮影へも参加をしています。ヴァイオリンの生徒も募集中♪

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